2010年 3月の記事

二人乗り

2010年3月1日

昨日いつもの公園の曲がり角で二人乗りの自転車に
出会いました。
前に乗っていたのは80歳はゆうに超えたかと思われる
腰のまがったおじいさんでした。
すこしよろけそうな感じで私の立ってる角に向かって
走って来ました。髪の毛は真っ白、白っぽいジャケットを
羽織り、目の前をすーっと駆け抜けて行きました。
一生懸命漕ぐ自転車の後ろには何とおじいさんよりも
腰の曲がったやっぱり白髪のおばあさんが乗っていました。
えーっ!!!どこ行くの???
二人でどこへ行くのでしょうか?
あの腰の曲がりようでは日常生活もままなら無いと思います。
日曜日なので病院でも無いでしょうし、お買い物でしょうか?
お買い物ならいいですね。
おばあさんの手はいったいどこに捉ってたんでしょうか?
もっとちゃんと見ればよかったなぁ・・・
お世話できる若い人はいるのでしょうか?
本当に心配になるお二人でしたが、いろいろと考えていると
なんだか胸がきゅんとしてきました。
おじいさんの表情等は全然憶えていないのに、私にはおじいさんが
大変誇らしげに思えました。
おばあさんのお顔も見えなかったのに、おじいさんを信頼して
自転車に乗れるのなら、勝手な解釈ですがおばあさんもきっと
幸せじゃないかなと思います。
私のハラボジ(祖父)もそうでしたが、この国のおじいさんは
誇り高い人が多いと思います。
先日も4歳くらいの女の子を自転車に乗せて、一生懸命走ってる
おじいさんを見かけましたし。
車なんて乗らなくても、自分の力で大切な人を連れて動けるんですから
ほんとに素晴らしい事だと思います。
懸命に生きる老夫婦とすれ違って、
この社会を築いてこられた大切なお年寄りが
どうか、毎日安心して暮らせる社会でありますように・・・
ふと願った一時でした。

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